四国別格二十霊場 9 文殊院
四国別格二十霊場九番札所は文殊院様です。所在地は愛媛県松山市恵原町308です。詳しくは、大法山 文殊院 徳盛寺(とくじょうじ)と号します。
四国八十八ヶ所四十七番札所から四十八番札所への途中にありますので、立ち寄りやすいお寺です。
このお寺は遍路を始めたとされる衛門三郎の屋敷があったとされるところです。
衛門三郎の話については歩き遍路の四国八十八ヶ所 51 石手寺 - くろうさぎのブログに書いていますので割愛します。
この話の中に出てくる、八つに割れた鉢はお寺の南の山の斜面に飛び散って八つの窪地を作ったと言われており、八窪と呼ばれる窪地があります。
また、次々に亡くなった八人の子供達の墓は、お寺の北西にある八ツ塚と呼ばれる八つの古墳がこれにあたると言われています。古墳なので衛門三郎が生きていたとされる平安時代より随分昔になりますが。
真言宗醍醐派のお寺で、御本尊は地蔵菩薩様と文殊菩薩様です。御真言は地蔵菩薩様が「おん かかか びさんまえい そわか」、文殊菩薩様が「おん あらはしゃのう」です。
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