四国別格二十霊場 満願御礼参拝1 東寺
四国別格二十霊場満願の御礼参拝には東寺様か金剛峯寺様へ参拝します。まず、東寺様へと参りましょうか。所在地は 京都府京都市南区九条町1です。ユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」を構成する遺産の一つです。
元々は平安京の羅城門を入った東側にあり西寺(さいじ)と共に都を鎮護する官立のお寺でした。なお、西寺は現存しません。
平安時代前期の弘仁14年(823年)、この国に本格的な密教をもたらした弘法大師に下賜されました。弘法大師は高野山を修行の場、このお寺を密教布教の場としました。このお寺には密教で国を護ると言う意味合いから金光明四天王教王護国寺(通称・教王護国寺)様と言う別名があります。この寺院名は密教寺院となってから名付けられました。
このお寺で御礼参拝に伺うのは御影堂(大師堂)です。お寺の中で西院と呼ばれるエリアにあり、弘法大師の住居があったところです。檜皮葺の美しいお堂です。お堂の中に入って参拝出来ます。金堂や五重塔に入るには拝観料が必要ですが御影堂は無料で参拝出来ます。
東寺真言宗総本山のお寺です。金堂の御本尊は薬師如来様です。御真言は「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」です。御影堂では弘法大師の御宝号をお唱えします。御宝号は「なむ だいしへんじょうこんごう」です。なお、御影堂の反対側は不動堂となっており、日本最古級の不動明王様が祀られています。御真言は「のうまくさんまんだ ばざらだん せんだ まかろしゃだ そわたや うんたらかんたら かんまん」です。
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