歩き遍路の四国八十八ヶ所 79 天皇寺
四国八十八ヶ所七十九番札所は天皇寺様です。高照院とも呼ばれます。七十八番札所から歩くと約1時間20分です。
崇徳上皇をお祀りする白峰宮様に隣接した非常にコンパクトなお寺です。元々は白峰宮様の別当寺でした。
崇徳上皇は平安時代後期の天皇で保元の乱で敗れて讃岐国に遠流となりました。都に帰ることを望み恨みを持って崩御されたとされています。このため、鎮魂のために建てられたのが白峰宮様です。
崇徳上皇が崩御されたとき、八十蘇場(やそば)の霊泉に浸し都からの使者を待ちました。その21日の間、玉体はまるで生きているかの如くだったと言います。
このお寺に向かう途中、八十蘇場の霊泉と仏堂があります。
霊泉に隣接して清水屋があり、ところてんが名物です。三杯酢はもちろん、関西風の黒蜜もあります。立ち寄って一服してはいかがでしょう?
仏堂の御本尊は地蔵菩薩様です。御真言は「おん かかか びさんまえい そわか」ですね。なお、納経印はありません。
さて、お寺の境内は本堂と大師堂が隣接していますが、納経所は白峰宮様の参道を挟んだ反対側にあります。
真言宗御室派のお寺で、御本尊は十一面観音様です。御真言は「おん まか きゃろにきゃ そわか」ですね。
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