歩き遍路の四国八十八ヶ所 44 大宝寺
四国八十八ヶ所四十四番札所は大宝寺(だいほうじ)様です。前回書きましたが四十三番札所から歩くと約2日半ほどです。
このお寺で丁度、札所の数では半分を打ち終えたことになります。中札所と呼ばれています。
大宝元年(701年)に安芸国から来た明神右京・隼人の猟師兄弟が仏像を見つけてここにお堂を建てたのが始まりと言われています。そこで、元号から大宝寺と名付けたと言われています。
このお寺には宿坊があります。のんびりしたい人はここで連泊し、次の札所とを往復するのも良いでしょう。
真言宗豊山派のお寺で、御本尊は明神兄弟が見つけたと言われる十一面観音様です。御真言は「おん まか きゃろにきゃ そわか」ですね。十一面観音様には「おん ろけい じんばら きりく」という御真言もありますが、四国八十八ヶ所では前者が一般的に唱えられています。なぜそうなのかは分かりません。
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