本日のショット 西国巡礼番外2 元慶寺
こぢんまりとしていますが雰囲気の良いお寺です。
なぜ二番目の番外なのかと言うと、西国霊場を開創したとされるのが徳道上人ですが霊場としては確立していませんでした。ここで花山法皇が登場します。
花山法皇は平安時代中期の法皇で17歳の若さで花山天皇となりました。しかし、僅か2年で藤原兼家の陰謀で退位させられ、このお寺で落飾し法皇となりました。
花山法皇は出家後、中山寺様に出向き徳道上人が納めたとされる西国三十三所の法印を探し出し、西国巡礼を始めました。こうして西国巡礼が確立したとされます。
花山法皇は西国霊場の再興の祖とされていますので、出家したこのお寺はその出発点として番外霊場となっています。
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