西国十五番は今熊野観音寺様です。このお寺から再び京都市に戻ります。
正式名称は新那智山観音寺様です。
隣接する泉涌寺様の塔頭寺院で、真言宗泉涌寺派に属します。
その昔、唐から帰国した翌年の大同2年(807年)に弘法大師が京都東山に不思議な光を見つけて向かったところ、熊野権現が現れ、ここに十一面観音を祀れと言って消えたそうです。そこで、ここに一寺を建立したのが始まりとされています。それで今熊野と呼ばれるようになりました。
なので御本尊は十一面観音様です。山号の新那智山は後白河法皇が名付けました。
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