本日のショット 西国霊場26 一乗寺
西国二十六番は一乗寺様です。兵庫県加西市の山中の静かな場所にあります。
天台宗の名刹の一つです。法華山一乗寺様と称しますが、天台宗のお寺の名前としてはこれ以上無いと言えます。つまり、天台宗の中心経典である法華経の教えである法華一乗をお寺の名前としていると言うことです。大乗仏教には声聞乗・縁覚乗・菩薩乗という三通り(三乗)の修行を行って悟りに至ると言いますが、天台宗では法華経の教えでは三つを総合して一乗として悟りに至るとしているのです。
三重塔は国宝で平安時代末期の承安元年(1171年)建立という日本屈指の古塔です。
本堂は大悲閣とも言い、御本尊は聖観音様です。
観音様の納められているお堂は「大悲閣」「大悲殿」「大慈閣」「大慈殿」などと呼ばれます。大慈と大悲は仏様の大いなるいつくしみとあわれみ、特に観音様の大いなるお心のことを指します。
国宝に指定されている寺宝には聖徳太子と高僧の10幅の肖像画があり、その一つに教科書などでよく見かける伝教大師像があります。
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