四国別格二十霊場 7 出石寺
四国別格二十霊場七番札所は出石寺(しゅっせきじ)様です。所在地は愛媛県大洲市豊茂乙1です。山号は金山(きんざん)と言い、金山出石寺とも呼ばれます。標高812mの出石山(いずしさん)の山頂にありますので、写真のように冬場になると積雪する場合があります。
その昔、奈良時代初めの養老2年(718年)、猟師が鹿を追いかけてこの山に入ったところ、鹿が消え、その場所から千手観音様と地蔵菩薩様が出現したそうです。猟師は自身の殺生を悔い改めてここにお寺を建てたのが始まりと言われています。
この山の北側には鉱山跡があり、太平洋戦争終わりまで硫化銅が採掘されていました。それで金山と呼ばれるそうです。
真言宗御室派別格本山のお寺で、御本尊は千手観音様です。御真言は「おん ばざら たらま きりく」です。
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