くろうさぎのブログ

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歩き遍路の四国八十八ヶ所 47 八坂寺

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山門の天井絵

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本堂

四国八十八ヶ所四十七番札所八坂寺様です。四十六番札所から歩くと15分ほどと、とても近い場所にあります。

お寺を開いたのは役行者様といいますから修験道のお寺です。広場には「いやさか不動」という大きなお不動様の像が立っており、毎年4月29日には柴燈護摩が催行されます。このお寺は真言宗醍醐派です。本山は京都で豊臣秀吉が大花見を催した醍醐寺様です。この宗派は修験道の一大聖地、大峯山を再興したとされる理源大師聖寶(りげんだいししょうぼう)尊師が開いた宗派です。真言宗の中では修験道の色が濃い宗派で、当山派修験道と呼ばれます。外護摩(大護摩)は当山派では柴燈護摩と表記します。

一方、天台宗では京都聖護院様を中心とする本山修験宗や奈良吉野の金峯山寺様を中心とする金峯山修験本宗があり本山派修験道と呼ばれます。この本山派では採灯護摩と表記します。

当山派と本山派の山伏の違いは首からかけている結袈裟を見ると分かります。当山派法輪と言われる金属製の輪が着いています。本山派は時代劇などでよく見る梵天が着いています。いわゆる山伏はこちらの姿が多いですね。

御本尊阿弥陀如来様です。真言は「おん あみりた ていせい からうん」ですね。

 

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