くろうさぎのブログ

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歩き遍路の四国八十八ヶ所 25 津照寺

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参道と山門

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本堂

四国八十八ヶ所二十五番札所津照寺(しんしょうじ)様です。通称、津寺(つでら)と言います。

二十四番札所から歩くと1時間半ほどの道のりです。

遍路道は旧道を通りますので店が殆ど見つかりません。民宿椎名を出発した人は二十四番札所から向かう途中昼食となると思いますので、コンビニを見つけたい人国道を通って下さい。距離は変わりません。

このお寺は古くからの室戸の漁港、室津にあります。いわば海の守り本尊です。

真言宗豊山派のお寺で、御本尊楫取地蔵菩薩様です。なぜ楫取(かじとり)なのか、このような伝説があります。土佐藩初代藩主山内一豊侯が室戸沖暴風雨に遭いました。そこに一人の僧が現れ船の舵を取り無事室津港に着きました。その後、水滴の後を辿ってゆくと津寺に着き、御本尊を見ると濡れていたので助けて下さったのだと一豊侯は悟りました。以来、この名が付いたとのことです。

また、本堂火災に遭った時、御本尊が村人に火事を知らせて回ったという言い伝えも残っています。

真言は「おん かかか びさんまえい そわか」ですね。


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