歩き遍路の四国八十八ヶ所 17 井戸寺
四国八十八ヶ所十七番札所は井戸寺様です。十六番札所から歩いて約40分です。十三番札所からここまではほぼ平坦ですが、市街地を通りますので交通量の多い道を渡る際には信号待ちなどで時間を要します。
その昔、水不足で困っていた住民の為に弘法大師が一夜で井戸を掘ったと言われており、これが寺院名の由来です。日限(ひぎり)大師堂内に寺院名ゆかりの面影の井戸があります。井戸に顔が写れば無病息災ですが、写らなければ3年以内に不幸が訪れるそうです。幸い私は写りましたが。
このお寺のすぐ前に「おんやど松本屋」という遍路宿(民宿)があります。十二番札所の麓、鍋岩を出てここまで約27kmです。元気な方は4日目の宿はここにするか、もう少し頑張って徳島市街地までどうぞ。松本屋さん、とても感じの良いお宿です。
このお寺は真言宗善通寺派で、御本尊は七仏薬師如来様です。御真言はもうお分かりだと思いますが念のため。「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」ですね。
あなたの欲しい写真がきっと見つかります。