歩き遍路の四国八十八ヶ所 16 観音寺
四国八十八ヶ所十六番札所は観音寺様です。「かんのんじ」ではなく「かんおんじ」と読みます。
十五番札所から歩いて約30分です。
山門越しに本堂と大師堂が見える非常にコンパクトな境内です。
本堂には火のついた女性の絵が掲げられています。これは、姑を虐待していた女性が遍路に出ていて、このお寺で雨に遭い焚き火で白衣を乾かしていたところ燃え移り、これは弘法大師の戒めと改心し、奉納した絵なのだそうです。遍路に出て功徳を授かったと言うことですね。
さて、4日目はこの辺りか次の札所近くで宿を取ることになります。500mほど次の札所方向に歩いた所に「鱗楼」という宿がありますし、国道318号沿いに善根宿などがあります。
高野山真言宗のお寺で、御本尊は千手観音様です。御真言は「おん ばざら たらま きりく」ですね。
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