歩き遍路の四国八十八ヶ所 1 霊山寺
このお寺に立つといつも真新しい緊張した気持ちになります。このお寺には売店が併設されていて、ここで遍路用品一式を買い求める人が多いです。純白の遍路装束に身を包みたどたどしく小さな声でお経を上げているお遍路さんを見るのでこちらまで緊張するのかもしれません。
札所と言うからには、納札というものを納めながら巡拝します。まずは本堂、そして弘法大師をお祀りした大師堂を参拝し、納経所で納経帳に墨を入れて頂き納経印を頂いて一ヶ寺を打ち終わります。「打つ」と言いましたが、昔は木札をお堂の柱に打っていたのでお参りすることを「打つ」と言います。今は打ってはダメです。貼り付けてもダメです。納札箱に収めましょう。
本堂では御本尊の御真言、大師堂では弘法大師の御宝号「南無大師遍照金剛」を唱えます。せめて般若心経は唱えましょう。
霊山寺様は高野山真言宗の別格本山で、御本尊は釈迦如来様です。御真言は「のうまくさんまんだ ぼだなん ばく」です。
あなたの欲しい写真がきっと見つかります。