本日のショット 西国32 観音正寺
西国三十二番は観音正寺様です。繖山の山上近くにあります。山の名前がそのまま山号です。天台宗単立の寺院です。お寺の周囲は戦国大名六角氏の居城だった巨大な山城・観音寺城です。
お寺の近くまで有料道路がありますが、私は着いたのが早すぎたためゲートが開いておらず下から歩いて参拝しました。
聖徳太子が人魚の願いを叶えるために建てたとの伝説があります。
本堂は1993年に全焼しました。この時に国の重要文化財に指定されていた御本尊の千手観音様も焼失しました。
本堂は2004年に再建され、御本尊は現代の名仏師・松本明慶師がインド白檀で彫った4mほどの千手観音様です。インド白檀は輸出禁止だったのですが、ご住職が20回以上インドに渡り交渉を重ねた結果譲って貰ったものです。熱意は通じるんですね。
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