西国十九番は革堂様です。「こうどう」と読みます。正式には霊麀山(れいゆうざん)行願寺様です。京都の市街地にあります。
平安時代の昔、行円というお坊さんが開祖です。行円は猟師をやっていました。鹿を射殺した時、その鹿は身籠もっていて、鹿の亡骸から子鹿が産まれました。それを見て殺生はむごいものだと悟り仏門に入ったそうです。行円は射殺した母鹿の革を生涯被っていたといい革聖と呼ばれていました。そのことからこのお寺は革堂と呼ばれます。
現在は天台宗の尼寺です。御本尊は千手観音様です。
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